ドラえもん 秘密道具の値段

みんなおなじみ、国民的アニメドラえもん

その魅力あふれる秘密道具の数々は、誰しもが欲しい!と一度は思ったものです。

ドラえもんの秘密道具は今や当たり前になり過ぎて、その値段を気にする人もいないと思います。しかし、僕は気になりました。現代に置き換えると、この道具たち、いったいいくらくらいするものなのでしょうか?

1986年に「ドラえもん道具カタログ 」と言うものが発売されており、そこには秘密道具の各値段が掲載されていました。

今回は、それを参考に、ドラえもんの秘密道を5つ見て行こうと思います!

 

            ドラえもん

 

 先ずはドラえもんの本体!ドラえもんの価格は4次元ポケット込みの価格で20万円となっています。性能のわりに激安価格でびっくりしました。

 ドラえもんの正式名称『子守用ネコ型ロボットMS-903ドラえもん』(友達型ロボット)と言うのはご存じでしょうか?未来の工場で製造されたドラえもんですが、この時、製造ラインで落雷が直撃しネジが一本落下してしまい、多少不器用になるという後遺症が残ってしまったようです。ジャンク品扱いされたドラえもんは、ドラミちゃんよりも5倍安い20万円と言う安値で売り出されました。

               タケコプター

 

 続いて紹介するのがお馴染みのタケコプター。ドラえもんに登場する秘密道具の中ではトップクラスに登場頻度が多く、手軽に空を飛べることから、誰もが欲しい!と思った事があるのではないでしょうか。

そんなタケコプターの値段は現代価格で1万6千円となっています。あまりに安すぎるので完売必須でしょう。

 

しかし、実際に現代でこれを使ったら・・・どうなるかと言うと

タケコプターと頭はヘリコプターと同じ回転で回ろうとしますが、胴体はそれとは反転する力が作用します。結果として首がネジ切れて頭だけが飛んでいってしまうそうです。

じゃあなんでのび太たちは普通に使用できてるの?って思うんですけど。

それは、漫画だからですΩ\ζ°)チーン命の代償が16000円と考えたら、高いかもしれません。

 

          もしもボックス

 

 もしもボックスは、『もしも、〇〇だったら』と、受話器に向かってオーダーしたものが現実になるという、最強の秘密道具です。

この、もしもボックスの値段は・・・『62万円』となっています。

一般的な感覚として、高いかはわかりませんが。僕はこの金額を見て、安いと思いました。いや、だってこのもしもボックス。どんな世界も『もしも・・・だったら』に当てはめるだけで可能なんですよ?言ってしまえば、亡くなった人が生きている世界にも、世界一のお金持ちになれる世界にだって変えてしまう事が出来るんです!

しかし、これが出回って沢山利用されたら、もしも・・・の世界が重なることもあるのでは?と言う疑問が出てくるかもしれません。でも大丈夫。もしもボックスを使ったもしも・・・の世界は全く異なったパラレルワールドが作成されるので。世界線が重なる事はありません。

もしもの世界は、例えもとに戻したとしても消えません。作り出された世界は全て別の世界線で進行して行くのです。よく考えたら複雑ですよね。

 

 

            どこでもドア

 

 どこでもドアは、行きたい場所を告げてドアをくぐると目の前は既に目的地という、スペシャルな秘密道具です。どこでもドアがあれば満員電車に乗らずに通勤時間0分で職場に付くことができます。

そんなどこでもドアの金額は『64万円』中古車1台分と同じくらいです。毎日の通勤のストレスやその他の交通手段として考えてもとても安いですね!

 

そんなどこでもドアもリスクが生じます。どこでもドアの仕組みは、ドアをくぐる瞬間に対象の全てのデータをコンピューターが読み込み、出口でデータを再構築するそうですつまりどこでもドアを通り抜けた瞬間に現世の利用者は一度消滅してデータだけになり、次の瞬間にクローンとして再構築されるんです。消滅とデータ構築を繰り返していくわけですね。あなたはこの現実に毎回耐えられますか?w

 

          タイムマシン

 

 タイムマシンは未来や過去に自由に時空を移動できるアイテム。ドラえもんが未来からやってきたときもタイムマシンに乗ってきましたよね。

原作者である藤子・F・不二雄先生は、タイムマシンについて「これさえあれば出来ないことはほとんど無いと言って良いくらい何でも出来る道具」と言っています。

そんなタイムマシンの値段は『120万円』

20万円のドラえもんや1万6千円のタケコプターと比べると高額になっているとはいえ、現代の技術から見れば破格でしょう。

タイムマシンに乗って過去に行けば未来を変えることだってできるんだから。

 

        タイムマシンのリスク

 

 みなさんは、タイムマシンの移動中に落下したらどうなるかご存じでしょうか?

結論を言ってしまうと、もしも移動中に下に落ちたら永遠に時空のはざまに彷徨うことになります。落ちなければいいんでしょ?と思うかもしれませんが、ドラえもんが乗ってきたタイムマシンは「中古品」でエンジン始動に時間がかかり、安全装置もついていないので時々暴走しています。僕だったら怖すぎて乗るのを拒否しますね。

 

 いかがだったでしょうか?今回は、ドラえもんを含めた秘密道具を5つ見ていきました。どれも比較的安く売られていて驚きましたが、それぞれのリスクを考慮した上で比較すると、考えてしまいますよね?

現代でこれらの秘密道具を扱うのは、やはり早いのかもしれません。

それにしても、ドラえもんが20万円と言うのは、友だち、または兄弟を増やすにしても買って損はないのではないでしょうか?